箱根山の噴火の影響はどのくらい?過去の被害から考える被害予想

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2015年6月30日に噴火警戒レベルが3に引き上げられた箱根山。実際噴火するとどのくらいの影響がでるのか?知りたいところですよね。っていうことで今回は過去の箱根山の噴火の被害をもとに、どの程度の影響があるのかまとめます。

 

9万年前の噴火では火砕流が横浜市まで到達

火砕流がなんと50キロ先(現在の横浜市付近)まで到達。

本気だすとやばいです。
ちなみにこの時降り積もった火山灰は、東京で20cm、横浜40cm、平塚1m、小田原では4mに達したそうです。
富士山噴火と同レベルか、それ以上の被害ですね。

 

以降何度か爆発的な噴火が続く

これにより山体が崩れていき、4万年前以降になると大規模な噴火は起こらなくなったようです。

 

直近で噴火したのは3000年前

約3000年前の噴火では山の上部が吹き飛び、標高が3000メートルから1400メートルになった。

この時はマグマ噴火ではなく水蒸気爆発だった模様。御嶽山と同じタイプの噴火ですね。
火砕流は早川流域を宮城野付近まで流れ下った程度で、東京まで影響があるような甚大な被害ではなかった模様。
・・にしても山が半分になるほどの爆発って、やばいですね。
ちなみにこの噴火で大涌谷・芦ノ湖ができたようです。

 

 

 

いま噴火するとどうなの? 箱根町が公表しているハザードマップ

ここでは、最も活発に噴気をあげている大涌谷で水蒸気爆発が起こるケースを示しています。このほかに、湯ノ花沢(芦之湯)や早雲山などで水蒸気爆発が起こる可能性があります。

水蒸気爆発という想定だと、火山灰も周辺にしか影響がないですね。
つまりいま噴火したとしても、周辺だけの被害になるということです。

 

大規模噴火は予測可能

なお、9万年前のような大規模なマグマ噴火が起きる場合は、事前にマグマの上昇などのデータにより予測が可能とのこと。今のところ大規模噴火が起きるようなデータはないようです。

このため箱根山の噴火に関しては、上記箱根町が公表しているハザードマップが影響範囲ですので、この付近を警戒していれば問題なさそうですね。東京はもちろん問題ないです。

 

ただし大規模噴火が起こるようなデータがでてきたら要注意。
9万年前に比べたら山体も小さくなっているため、東京までの影響はないはずですが、少なくとも水蒸気爆発を想定したハザードマップ以上の警戒が必要にはなってきます。
今後の情報には注意が必要ですね。

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『箱根山の噴火の影響はどのくらい?過去の被害から考える被害予想』へのコメント

  1. Mitchell : 2017/01/18(水) 12:49:21 ID:cyNjAyMTM

    perasan x, x der majlis kat belah lelaki..nampak sgt x der restu keluarga kannn…x baek uols kutuk2 fasha jer..dh laki nyer tue pon x baek,2 kali lima jer so dpt la bini yg x baek gak… ingat nyer “wanita yg solehah hanyalah untuk lelaki yg sodW;&#8221heell-lovel.

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