なぜ号泣?佐藤浩市を支えた妻・広田亜矢子とは?知られざる壮絶エピソード

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本日2015年6月20日、佐藤浩市は主演映画「愛を積むひと」の初日舞台あいさつに立った。

そこで、妻である広田亜矢子から「サプライズ手紙」を受け取り男泣きした。
今回はその理由をさぐりたいと思う。

 

広田亜矢子とは?

 

舞台女優という過去

むかしは舞台女優として活躍していた。
ただ活動内容については不明であり、
それほど有名な舞台にはたっていなかった模様。

いとこに、広田レオナ

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個性的なキャラで知られる女優・広田レオナとは従兄弟関係。

 

原田芳雄の長男・原田喧太の妻の姉

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出身は北海道というのが濃厚

確実な情報はないが、広田レオナが北海道札幌出身であり、
挙式の場所も北海道であったことから、出身は北海道であるというのが濃厚。

 

佐藤浩市の二度目の結婚相手

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佐藤浩市は1986年にモデルの女性と結婚しており、
広田亜矢子は二度目の結婚相手となる。
結婚は1993年。

 

 

認知症になった佐藤浩市の母を介護したのは広田亜矢子だった

 

浩市と母との確執―

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実は佐藤浩市は30年も母親とは絶縁状態だった。

というのも、浩市が小学校六年生の時に、両親が離婚。
高校三年生の時に、母親が男と同居を始めたことを境に、浩市は家を出る。

 

母親、2008年に脳梗塞になり、そこから認知症を発症。

30年もの間絶縁だった母親が認知症を発症。
そんな母親を浩市は引き取ることを決意。

当時はマンション暮らしであったが、母親の介護のためバリアフリー作りの一軒家を新築。
とはいえ、俳優業で忙しい浩市にとって母親の世話を全てみることは不可能。

 

そこで支え続けたのが妻である広田亜矢子だった。

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息子のことも全くわからない状況で、
さらに絶縁状態であった母親を妻が介護する。
これだけで、相当な苦労があったことが垣間見える。

 

そんな壮絶エピソードがあったところに、妻からのサプライズ手紙

以下がそのサプライズ手紙の内容だ。原文のままご紹介。

「浩市さん。心臓が飛び出るくらいビックリしている事と思います。スミマセン…。私はこの作品を観るのが、今日で3回目。きっとまた、客席で号泣していると思います。もし自分が夫より先に旅立つことになったら、ふとそんなことを考えてしまいました。良子さんのように大きな愛を持ったウソを、浩市さんや息子たちに突き通せるでしょうか? 最後まで、あんなに強く凜としていられるでしょうか? 罪を犯した若者を、大きな愛で許せるでしょうか? そして、自分がいなくなった後を想像し、あんなに優しい手紙を書く事ができるでしょうか? 私には、とても自信がありません。結婚した当初、身体があまり丈夫でない私は、『自分が死んだら、保険金で、好きな映画を作ってね』と、あなたに言ったことがありました。勿論、当時は、まだ若く、死という存在が遠くにありました。でも、自分が浩市さんよりも、先に逝ってしまうような気がしたのは、本当です。今の私は違います。篤史さんと似ていて、役者の仕事しかできない浩市さん。あなたを残して旅たつ事は、家族は勿論、事務所のマネージャーさん、映画関係者の皆さまに、とてつもないご迷惑をおかけする事になり、それを思うととても、先に逝くことなどできません。この作品を通じて、命には限りがあるということを、痛感しました。当たり前の日常が、突然無くなる事もあるということも。その時、後悔しないように、健康を大事に、大切な家族や大切な方達との時間を、丁寧に過ごしたいと思います。23年前に浩市さんから頂いたお手紙にあった『僕は一生あなたの味方です』ということばを、今も忘れません。私の一番の味方は、浩市さんです。だからどんな困難も乗り越えていけます。これからも、家族でいろんな形の愛を積み上げて、沢山の笑顔につなげていきましょうね。『愛を積むひと』は、ご夫婦は勿論、恋人達、子どもの立場から、そして迷える若者と、幅広い層のお客さまの心に残る作品だと思います。1人でも多くの方に観ていただいて、もう一度、大切な方と人生を見つめ直す、ひとつのきっかけになるといいな、と思います。浩市さん、私は浩市さんを1人にしないように、浩市さんよりも1日でも長く生きる事を、約束します」

実は今回の映画「愛を積む人」では、妻が先に逝くという設定。

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内容としては、自分の死期を悟った妻が、残された夫のこれからを案じて、家中に沢山の手紙を隠していた、というもの。

そういった映画の内容と、今までの妻とのエピソードが相まり、

「浩市さんよりも1日でも長く生きることを約束します」

という妻からの言葉に、浩市は思わず男泣きをみせたのか。

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