【話題】モーニング娘。に満足できず「地下アイドル」へ・・・あっという間に借金500万円
野本は数年前から、彼女を追いかけ始め、ライブチケットを大量に買い込んだり、プレゼントをしたり…。
気づけば、複数の銀行系カードローンで借りた負債額は500万円に膨らんでいた。
約2年前のことだ。祖父がためてくれていた現金で完済はしたものの、長期延滞を原因に信用を失ったためクレジットカードは今も使えない。
現在はアイドルに費やす金額を週1万円までと決めている。この日も、彼女のライブを見に来たが、遠くから見つめるだけだ。
「(有名になりたいという)彼女の夢をかなえさせてあげたいけど、もうそんなお金はない。
ファンをやめられるといえばやめられるが…。いや無理かな」
アイドルとファンとの“距離”がどうあるべきか。野本は、今もその答えを探している。
野本がアイドルに関心を持ち始めたのは、約15年前の私立大学3年のときにさかのぼる。
東京都内のファストフード店でアルバイトをしながら、大学で旅行サークルに所属していた。
髪を金色に染め、友人らとゲームセンターに入り浸る日々…。「それなりに充実した学生生活だったが、
何かに夢中になるわけでもなく、むなしさを感じていた」と振り返る。
どこか満たされない空虚さを心の内に抱えている中で、卒業に必要な必須単位を落とした。
勉強に専念するため、家に閉じ籠もるようになったときに、あるテレビ番組に出会った。
それは、一般女性をアイドルとしてデビューさせるオーディション番組で、少女たちが懸命に生きている姿を目のあたりにし、心を動かされた。
アイドルは「モーニング娘。」。勉強の合間にインターネットの掲示板への書き込みを繰り返し、コンサートへも足を運んだ。ファン活動が日課のようになった。
当時はアイドルと直接触れあえる「握手会」といったものはほぼなく、メンバーはほど遠い存在だった。「ネットや会場で知り合ったファン同士でただ騒ぐのを楽しんでいました」
ただ、直接触れあえず、年に数回程度のコンサートしかない「モーニング娘。」のイベントに物足りなさを感じ始めた野本は、次第に東京・秋葉原に足を向けるようになる。
そこには、テレビ出演もするアイドルとは違い、メールで気軽に連絡を取り合えるなど個人的な関係が築ける地下アイドルがいた。
例えば、上京してまもなく孤独な生活に悩みを抱えるメンバーの女の子もいて相談に乗ることも度々あった。
「絶対会いに来てね」。そんな女の子の望みに応えることもあり、頼られる充実感を得られた。
当時、野本は、大学を卒業して物品レンタル会社に就職したばかりで、仕事のストレスを抱えていた時期でもあった。
「営業ノルマがきつかったし、職場の人間関係もうまくいっていなかった。地下アイドルのイベント会場は、日常を忘れさせてくれる居場所だった」
野本が、身を持ち崩すのも時間の問題だった。
テレビでしか見られない遠い存在のメジャーアイドルに満足できず、野本博樹(35)=仮名=はファンとの距離が近い東京・秋葉原の地下アイドルに癒やしを求めた。
しかし約7年前に手を出したのがカードローンだった。
http://www.sankei.com/west/news/171116/wst1711160002-n1.html
【芸能】月給138円…CD1千枚購入するファン…地下アイドルの裏事情
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1495767335/
「いつでも返せる」。当初は軽い気持ちだった。そして、ある女性アイドルの存在が、借金を重ねさせることになった。
小柄で髪形はショートカット、ダンスがうまく、野本が理想とするアイドルそのものだった。
以前に所属していたグループが解散し、ソロ活動を始めた時期と重なり、ファンといえるのが野本1人だったことも災いした。
「どうしてもライブを見に来てほしい」。彼女の期待に応えようとするうちに金銭感覚はまひしていった。
ただ、ギャンブルにのめり込んでいるわけではなく、罪悪感はなかった。
「下積みを知っているから情も移った。アイドルとして成功を目指す彼女の夢をかなえさせてあげたかった」
その後、徐々に増え始めたファンの中で、1番でいたいという見えも働いた。彼女へのプレゼントに値段を見ずにブランドものの財布を購入。
人気を占う大事なライブでは、15万円分のチケット60枚を無料で友人に配り観客を必死にかき集めた。
彼女の夢は野本自身の夢でもあった。
借金は、限度額の200万円に膨れあがったが、新たに別の消費者金融から借り、その場をしのいだ。
彼女が売れるかどうかの重要な時期で「勝負をかけた」(野本)のだという。借金を重ねることに不安はあったが、考えないようにしていた。
野本は、地下アイドルのファン心理は、円柱形ホールケーキに似ていると感じる。ファンが1人だと、ケーキは独り占めできる。
実際、野本も彼女がディズニーランドでお土産を買ってきてくれて「おそろいだから身につけてね」と言われたこともあった。
ところが、ファンが増えれば増えるほどケーキの取り分は減っていく。
彼女を独占したいという欲求は大きくなるのに、どんどんと満たせなくなる「もどかしさ」が募った。
「彼女の夢をかなえようとファンが増えるのを応援しているはずなのに、ほかのファンへの嫉妬を感じていた」。
野本はこの葛藤を紛らわすため、別のアイドルのイベントに参加して憂さを晴らすこともあった。
アルコールや薬物、ギャンブル…。違法か合法かは別として、人が“はまる”行動に境目はない。
その意味でアイドルも十分に依存の対象になりうると、立命館大学教授の中村正(社会病理学)は説明する。
アイドル業界にはいま、巧妙なマーケティングをもとに、ファンの欲望を誘発する仕掛けがある。
一方、多くの依存に治療環境が整いつつあるのに対し、中村は「アイドルの世界はまだ成熟していない」と語る。
アイドルはかつては文字通り手の届かない存在だった。ところが“身近であること”が売れるアイドルの条件となった今、
野本のようにアイドルにはまる危険性をはらんでいると中村は指摘する。
「モノへの依存は自傷的だが、ヒトへの依存は加害的。行き過ぎると、ストーカーになる可能性がある」。中村は、野本らの行き着く先を懸念する。
結局、野本は膨らんだ借金が限界を迎え、債権回収会社からの訴状が実家へ届き破綻を迎えた。
そして、ストーキングといった犯罪行為に至るのではなく、彼女の前から何も言わずに立ち去る道を選んだ。
今もなお、週1万円もアイドルにつぎ込んでいるが、彼女に近づくことなく、遠くから見守る日々を送る。
ただ、当時を冷静に振り返ると、アイドルに依存していたと思う。一方で彼女の存在を今も引きずっているとも感じている。野本は言う。
「しがないサラリーマンが夢をみられた。誰かのために精いっぱい生きた当時のことを悔やんではいません」
発達障害は依存症に陥りやすい
あほだろ、さすがに。
祖父の貯金で借金返済してるから
自分がした事理解できてないんだよ
パチンコで借金つくるやつと近い
どうでもいいw
将来的には
意味わからん
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