【リアルジブリ】ネズミの“恩返し”行動を発見、人間以外で初
ネズミは仲間から受けた親切を忘れず、恩返しをするらしいという研究成果が先週、英王立協会の専門誌『バイオロジー・レターズ』に発表された。
こうした行動が人間以外で観察されるのは初めてと、論文の共著者でスイス、ベルン大学の行動生態学者ミハエル・タボルスキー氏は言う。
ネズミが互いに協力し、助け合うことは既に知られているが、目先の利益がない場合は仲間に見返りを与えたりすることはないと、これまで一般的に考えられてきた。
ところが実験でドブネズミは、以前に自分を助けてくれた個体に対して、よく見返りを与えることがわかった。
次の機会にも確実に手助けしてもらうためではないかと、研究チームは考えている。
◆ バナナをくれる相手が「上質」
実験では、飼育下にあるメスのドブネズミに2種類の餌、バナナとニンジンを与えた。ドブネズミはバナナを好むが、ニンジンをあまり好まない。
まず、2匹のネズミを餌やり役に設定。それぞれの餌やり役がレバーを引くと、囲いの中にいるもう1匹のネズミに一口サイズのバナナとニンジンをそれぞれ与えられるようにした。
そうすれば、餌を受け取ったネズミは、2匹のうちバナナをくれた方を「質の高い助力者」、ニンジンをくれた方を「質の低い助力者」と認識すると予想される。
次に研究チームは、餌やり役と受け取る役のネズミを入れ替え、受け取り役だったネズミがレバーを引くと、餌やり役だったネズミにシリアルフレークを与えられるようにした。
すると、バナナを与えたネズミのほうが、ニンジンを与えたネズミより早く、回数も多くシリアルをもらえるという結果が出た。
◆ 恩返し欲求、実は単純か?
だが、ネズミは本当に仲間の親切に対して見返りを与えているのだろうか。
タボルスキー氏によると、ネズミは単純な関連付けを行っているという。「この行動には2つの要素が含まれています。
個体の認識と、受けた恩恵の質に対する反応です」。
後者については、ネズミがより良い餌のある場所に集まるといった行動から明らかであり、前者の個体認識については、ネズミを含む多くの種で広く確認されていると同氏は指摘する。
今回の結果を受け、タボルスキー氏は、他者に報いたいという欲求、そしてこの先も利益を与え合う関係を続けたいという思考回路は「我々が思うほど複雑ではないのかもしれない」と考えている。
受けたサービスに応じて見返りを与える。
チップを払うのような考え方が、ネズミの世界にもあるのだろうか。
文=Ralph Martins/訳=高野夏美
ネズミに失礼だわ
恨みは30年忘れない
ネズミの性質を踏まえた駆除薬の開発に寄与するんかな。
ネズミが恩返しすると言う前提があれば、恩返し行動する傾向のネズミと恩返ししない傾向のネズミの集団を分けて
遺伝子解析をする。で、恩返し行動と関連する遺伝子を見つけたら、ヒトで似たような配列の部分を見つけ出して、
遺伝子配列を見れば「この人は恩返ししてくれる、この人は恩返ししてくれない」ということがわかる。
ここまで言えばわかるだろうが、つまり恩返ししてくれる遺伝子を持つ人間にだけ恩を与えれば100%見返りがくると、こういうわけだw
さらに発展させて恩返し行動遺伝子の人種的傾向をつかめれば、「恩返し行動をしない人間が多い国には援助しない」というふりわけができて
我々の血税を無駄な援助に使わなくて済むわけだ。
どうだ、役に立つだろう?
タグ:かため
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